第一印象はどうして大切なの?身近な礼儀作法
ひと目見ただけで印象が決まる??
人の印象は、ひと目見ただけで決まると言われています。
『人は見た目が9割』という本がベストセラーになったことがあるように、
人の評価は第一印象で決まります。
よい第一印象をつくるには
ビジネスシーンでもプライベートな時でも他人に与える第一印象が
いかに重要かということを聞かれたことがあると思います。
では、第一印象をよくするには、どうしたらよいのでしょうか?
よい第一印象を与えるのに必要なことには、挨拶や表情、身だしなみ、所作などが上げられます。
初対面の方には、他の人より目立とうとか、よく見せようとして格好をつけたりすると、逆効果で相手にとっては不快になったりします。自然体で出過ぎずを心がけるようにすれば、相手の方は好感を持ってくださいます。
相手の方を第一に考えて、相手を立てて、理解しようとする姿勢が大切です。
よい第一印象は、信頼関係を築くことが出来ますが、いったん、悪い印象を持たれると、覆すのに相当な努力が必要となります。
いつでも自分を客観視して、言葉遣いや立ち居振る舞いに気をつけ、相手の方への心遣いを心がけましょう。
相手を大切に思い、その気持ちを表現することが出来るためには、礼儀作法の根本を体得することです。
相手を大切にする心と形が身につけば、第一印象が変わって行くことになります。
第一印象は何で決まるのか?
アメリカの心理学者 アルバート・メラビアンによる研究の
「メラビアンの法則」でよく知られていますが、
1. 視覚情報:55%
2. 聴覚情報:38%
3. 言語情報: 7%
と驚くべき結果です。
まず、相手の方は、顔(表情)に関心を持ちます。
次に、音声となり、
そして、話す言葉となり、内容よりも態度や表情、声のトーンなどの非言語コミュニケーションは、影響が非常に大きいことがわかりました。
ビジネスシーンやプライベートの大切な時間でも成果を得たいと思っている方は、
まず、第一印象で好感を持たれることが大切だということです。
そのためにも、好感を持たれる表情や声、姿勢で相手の方に接することが重要となってきます。
メラビアンの法則からも好印象を得るには、
笑顔はポジティブな印象を与え、肯定的な場面でも効果的です。
声は大きく、よく通るトーン話すことも大事になってきます。
また、聞き上手であること。自分の話をよく聴いてくれる人の話には、耳を傾けるものです。
相手に話をしていただく
相手の方に満足をしていただく会話としては、傾聴してよく話を聴いてくれたという安心感を持っていただくということです。
このことによって、自分を理解してくれた。自分を受け入れてくれたという気持ちを持っていただけます。
この時に大切なことは、相槌を打ち、適切な返事をし、誠実な態度で接するということです。
相手を立てて相手に十分話していただけます。
よい第一印象は、好感を持たれ、好感は安心感と満足感につながっていきます。
そのことで信頼関係が気づかれていくことになるでしょう。
日頃から、笑顔と大きな声と傾聴を心がけることが大切ですね。
相手の思いやりと客としての思いやり、相互の心遣いがあってこその
礼儀と作法ですね。