身だしなみをどのように考えていますか?ビジネスシーンの礼儀作法
身だしなみのTPOとは?
お出かけするときは
何を着て出かけようか、日中はジャケットなしでシャツ1枚でも
十分かもしれません。
さて、
ビジネスシーンでの身だしなみは、TPOを考えると言われています。
TPOは、元々ファッション用語です。
Tは、Time(時間)
Pは、Place(場所)
Oは、Occasion(場面)の
頭文字を使った略語です。
時と場所、場面に合わせて行動や言動をわきまえることを
身につけておきたいものです。
現在では、色々な分野で活用されています。
礼儀・作法においても有益な言葉です。
例えば、取引先との商談の時に、ジャージの上下を着ていたのでは、
スポーツメーカではあり得ることかもしれませんが、お相手が
驚かれるのではないでしょうか?
ドレスコードをご存じですか?
先日、老舗料亭にて講座を行う機会があり、お客様への案内の前に料亭へ
ドレスコードを確認してみました。
男性は、シャツにノーネクタイでジャケットを着用しパンツ姿で大丈夫
でした。
女性は、スーツやワンピースなどで肌の露出を抑えたものを着用します。
TPOを考慮したファッションや立ち居振る舞いや言動は、自分の信用に
繋がることになります。
公の場で気をつけたいこと
服装だけに限らず、公共の場で電話をしてはいけないなど、
電車やバスで「マナーモードに設定の上、通話はご遠慮ください」
とアナウンスされているけれど、意外に、守っていない人が多い
のが現状です。
人として身につけている必要がルールやしきたりにはあります。
TPOに応じて、服装や言葉遣い、行動などを適切に使えることが
評価されることにつながります。
朝、起きて出勤される前に、必ず洗顔や整髪をされると思います。
出勤前に、清潔に身だしなみを整えることが大切です。
寝坊して慌てて出勤するようなことがないようにするために、
朝の時間に余裕を持つことが必要です。
もちろん、昨夜の内に、持ち物洋服の準備をしておきます。
靴は案外みられています。
私が特に気をつけていることは、靴の手入れです。
靴は履いてしまうと、自分ではつま先しか見えませんが、
周りの方は、横やかかとを見られています。
かかとがすり減っていたり、泥がついたままだとだらしないイメージを
持たれます。
大切に履いて長持ちさせるためにも手入れを欠かさないようにしましょう!
人と接するときは、女性は装う気遣いが必要です。
自分は自然派だからといって、会社にノーメイクで出勤すると、
顔色が悪く見えたりすることがあります。
最近は制服がない会社が多くなっています。
全く気を使わずに、毎日、同じ色のシャツとスカートという
服装の方もいらっしゃいます。
清潔感があって間違った服装をしているわけではないですが、
シンプル・ザ・ベストと言う言葉がありますが、「プア」と「シンプル」は
違うものです。
高価なものを着用する必要はありませんが、色、素材や季節感を
考慮出来る方が素敵な女性にみられますよね。
TPO「いつ、どこで、どのような場面か」をよくわきまえた振る舞いが
できるように心がけましょう!