感謝とお詫びをする時機はいつ?
「ありがとう」と声をかけるタイミングは?
会社やご家庭などで「ありがとう」と相手の方から声をかけていただいたら、
どんな気持ちになりますか?
嬉しかったり、暖かい気持ちになりますよね。
相手の方の思いやりの行動や気持ちに対して、こちらが気づいていることを
相手の方に伝えることでこちら側も良い気持ちになれます。
この「ありがとう」という言葉は相手の方へ、すぐに言う必要があります。
間を開けては、せっかくの気持ちが伝わらなかったりします。
私はパソコンの使い方についてよく周りの方から教えていただく
ことがあります。
あらこれ調べてみたり、やってみて分からない時には解決をしていただいて
とても助かります。
本当に嬉しくって何度も「ありがとう」と伝えます。
帰り際や翌日、飲み会の席などでもあの時は助かったよと感謝します。
相手の方が同僚や後輩でも同様です。
翌日や時間が経ってからの「ありがとう」の言葉は「自分に
対して本当に感謝して下さっているんだ」という気持ちが増すこと
になり、何かあったら協力をしようという気持ちを持つことになります。
しかし、あまりにも取って付けたようにお礼の言葉を言っていただい
ても仰々しく感じることがあります。
さらりと適切な時に、目上の方、目下の方に関わらず「ありがとう」と
言える人でありたいと思います。
お詫びをする場合はどうでしょうか?
時機を逃すことなく、出来るだけ早くお詫びの気持ちを伝えることが
大切です。
もちろん、その場で間を開けることなくお伝え出来ることが一番ですが、
もし、後から気づいて直接お目にかかることが出来ない場合や、
相手がお忙しい場合、あるいは、お目にかかることでさらに状況の悪化が懸念される場合は、お詫び状を書くことがよい場合もあります
まずは、自分の気持ちを落ち着かせて素直な気持ちでお詫びを伝えましょう。
お詫び状を出す場合のポイントは、
1.出来るだけ早く差し上げること
2.はがきは避けて封書を用いること
3.状況や経緯は簡潔にまとめること
4.手紙を読み返して確認する
5.間違いを素直に認め、形式的な言葉
を並べない
6.結びのあいさつにもお詫びの言葉を
添える
お詫びの言葉として、
よく「すみません」という言葉を
聞きますが、知らない人とぶつかっても
「すみません」
レストランなどで注文するときも
「すみません」
色々な場面で使われますが、お詫びとして使う場合は、気持ちが
浅い印象を与えることがあります。
「申し訳ありません」「ごめんなさい」「失礼します」など、それぞれの場面に
適した言葉があります。
会社で間違いを起こした時は、
「申し訳ありません」
個人的な関係の場合は、
「ごめんなさい」
自分が使う言葉の意味を考えて使用出来るように社会人として
注意を払いたいものです。
https://konohananokai.net/2022/01/14/日本の「しきたり」は、お互いを想う「おもいや/