ごあいさつ
10月 神無月
今日は二十四節気の「寒露」です。
「降りた露も冷たくなる」という意味で「寒」という時を使ってありますが、今年は、10月としては記録的な暑さで真夏日が続いています。
今、主人が園芸にはまっています。ベランダガーデニングというほどでもありませんが、買ってきては枯らす状態です。インターネットで育て方を調べては、肥料や鉢植えのための軽石などを、郊外の量販店にせっせと通っては、新しい植物と共に購入してきます。
先日、まだ、花が咲いてない植物を買ってきました。翌朝になって薄ピンクの花が一輪咲いて「なでしこ」だと分かりました。
なでしこの季語はいつ?
夏?秋?
早速調べたら、「初秋」
何だか、一句詠んでみたいような…
撫子を季語に使った俳句がたくさんありました。
その中から、芭蕉の句を拝借しました。
撫子の暑さ忘るる野菊かな(松尾芭蕉)
早く秋の菊が咲く本来の季節が訪れてほしいものです。