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ドアの開け方、閉め方について作法があるのをご存知ですか?身近な礼儀作法

ドアをバターン!と閉めてしまって、ヒヤッとしたことはありませんか?

 

今回は、ドアの開け方、閉め方について、3つのポイントをお伝えします。

①なぜ作法が必要なのか?
②ドアの開け方、閉め方
③引き戸の開け方、閉め方

①なぜ作法が必要なのか?

会社の営業で相手先を訪問したときや
個人宅へ伺った際に、お部屋に入るためにドアの開け閉めをしますよね?

 

 

室内の出入りにも作法が必要です。
部屋に入るのに、作法が必要だと思われますか?
では、どうして作法が必要なのでしょうか?

 

 

それは、部屋や家を傷めないためであり、自分がケガをしないためなのです。

 

 

私たち日本人は、元々、木造の家屋で
生活をしていました。畳の材料はい草であり、
自然の素材が使われているため、丁寧に扱わないと、すぐに、傷んでしまいます。

 

 

 

 

 

 

そのため、家を長持ちさせるという意味でも室内への出入りの作法が生まれました。

 

 

ドアの開け閉めをするときも、乱暴にすると大きな音が出たりして騒がしく、他の方にも迷惑になります。

 

 

また、ドアの構造によっては、慌てて閉じて指を挟むなどのケガをする恐れがあります。
そのような事態を避けるためにも、部屋の出入りの作法が必要なのです。

 

 

②ドアの開け方、閉め方

 

訪問先でドアの開け閉めが乱暴だったら、招いて下さった方にとても失礼になります。

 

 

ドアには、押して開けるタイプと引いて開けるタイプがありますが、両方とも右に取っ手があれば右手で、左にあれば左手で取っ手を持って開けます。

 

 

ドアを開けて締め終わるまで、なるべく手をドアの取っ手から離さないことが重要です。

 

 

例えば、非常階段のドアのように、手を離したら、勢いよく閉まる物もあるからです。

 

 

他のことに気を取られてドアを後ろ手で閉めたり、取っ手から手を離すと、粗相に繋がるだけでなく、後から一緒入ってくる方がいる場合に危険なことになります。

 

 

③引き戸の開け方、閉め方

 

引き戸の中でも、自然素材で出来ていて、軽い襖は、より丁寧に扱う必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

具体的には、引き戸を右に開ける場合は、まず、左手を引き手にかけて、少し開けて手が入るくらいの隙間を作ります。

 

 

その引き手を左手で引き手のやや下に持ち替えて、戸が身体の中央にくるまで横に押し開き、中央で右手に持ち替えて開けていきます。

 

 

閉めるときは、今と逆の動作を行います。

 

 

襖の場合は、和室です。
和室の中にいる方々は畳に座っています。

 

 

中に入るときは自分も座って失礼のにように、低い姿勢で戸を開け閉めします。

 

 

中に入るときは、会釈をして、敷居を踏まないように上座にお尻を向けないように
回って、戸に向き直って閉めます。

 

 

いかがでしょうか?

 

 

今まで、ドアや襖の開け閉めをされてきたと思います。
ちょっとした心がけで、家を傷めない、ケガをしないことが出来ます。

 

 

訪問先の相手の方の印象も違ってくることでしょう。
知っているといないとでは、大きな違いがありますね。

 

 

私もハッとすることがありますが、知っていると安心して振る舞うことが
出来ます。

 

 

今日から、少しずつ取り入れてみませんか?

 

 

相手の思いやりと客としての思いやり、相互の心遣いがあってこその
礼儀と作法ですね。

 

 

 

 

 

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