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歌舞伎観劇って初めてなんだけど...観てほしい演目とチケット

歌舞伎ビギナーに一番最初に観てもらいたい「四の切」

 

 

最近、富にメディアの出演が増えた市川猿之助さん。

 

あの、記録的な視聴率の国民的ドラマ「半沢直樹」にて

「わびろ、わびろ」のセリフで全国で知らない人はいないくらいの
有名人になってしまった!

 

 

 

 

その猿之助さんが、
歌舞伎ビギナーに、一番最初に観て欲しい演目と言われているのが、
「四の切」である。これまでに、117回上演されている人気の演目である。
※117回は、戦後の記録

 

 

 

 

正式名称は、義経千本桜の四段目「川連法眼館」
源平合戦の世界を題材に、

この「四の切」では、静御前と狐が義経の家来の佐藤忠信に化けて、
鼓の皮になった親を慕う子狐の情愛が心に染み入る物語である。

 

 

歌舞伎は400年以上の歴史がある。

伝統を守りながら、いいものをわかっていただく。

 

 

今、猿之助さん、幸四郎さん、勘九郎さん、七之助さん、獅童さん、菊之助さん、
などなど、名前が上がってない中堅・若手役者さんごめんなさい!というほど、
色々な役者さんが活躍している。

 

 

 

 

 

 

 

古典、新歌舞伎に加えて、最近のアニメや童話を題材にした新作歌舞伎など、
現代の人々にも観ていただきやすい作品も作られている。

 

 

 

 

 

まずは、劇場に足を運んで、何かを感じていただきたい!

 

言葉がわからないとか作品を理解するとかではなく、
何かを感じに、何かを探しに、歌舞伎を愉しんでいただきたい!

 

チケットの入手方法としては、最近は各劇場のHPから購入出来るので、

自分で席種(座席の種類)を選ぶ。もちろん、劇場のチケット売り場でもOK!

 

 

 

例えば、博多座では、1階A席、2階A席、B席、3階C席がある。
色々な場所から、観てみるのも試してみる価値あり!
角度などによって、観え方が違って来る。

博多座では、2階A席R(上手側)が案外、よく見えたりする。
なぜ、上手かというと、花道が見える位置だからである。

役者は、必ず、花道七三の位置で止まって何かしらの演技する。
ちょうど、スッポンの辺りである。

 

 

 

 

チケットの中には、一幕見席という席がある。
演目によっては販売されない場合があるが、
3階席の正面両側である。

 

これは、3演目ある中の1演目毎に、チケットを購入するシステムで、
演目の長さによるが、1,000~2,000円位なので、映画を観に行くのと
同じ位になる。
もちろん、生の芝居、生の音楽なのである!

 

それでは、チケットが入手が決まったら、当日、楽しむためのアイテムを

レンタルしよう。

 

 

初めての方には、特にイヤホンガイドをお勧めする。
歌舞伎を楽しむアイテムとして必須!
もちろん、「通」の人も!
セリフとセリフの間に、耳障りにならないように、
舞台の進行に合わせて、役者の紹介、物語の歴史や背景、
役柄の説明、衣裳、小道具、大道具などなどを絶妙なタイミングで
解説してくれる優れものである!

 

 

 

 

 

 

その他には、筋書き(プログラム)の購入もお勧めである。
役者の写真入りプロフィールや演目のあらすじと解説、

役名と役者名などが載っている。

 

 

さてさて、それでは、今日はこの辺でおしまいおしまい。
次回へつづく。

 

 

(写真:ドワンゴ、(株)松竹、Kochiki)

 

 

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