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お便りのバックナンバー

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木乃花の会からのお便り 2019年4月

皆様、いかがお過ごしでしょうか?木乃花の会 代表 安河内葉子です。

今月の木乃花の会からのお便りをお送りいたします。

 

木乃花の会からのお便り■■■■■■■■■■■■■■■

 

一、ごあいさつ

一、しきたり(季節の行事としきたりを暮らしにとり入れる)

一、歌舞伎のいろは(歌舞伎の豆知識)

一、会員特典イベントのご報告

一、代表 安河内葉子の近況

 

ごあいさつ ■■■■■■■■■■■■

 

4月 卯月

寒の戻りで花冷えの4月新年度のスタートですが、
桜が満開がなり風に吹かれて花筵となったお庭で、青空のもと心地よい日差しの中、
野点はいかがでしょうか?

茶碗や茶筅、茶杓、抹茶、ポットのお湯があれば、どこでも薄茶を点てることが出来ます。
茶碗はカフェボール、茶杓はティースプーンで代用出来ます。

いつでもどこでもお抹茶を楽しめる季節がやって来ました!

4月8日はお釈迦様が生れた日です。

もともとは、「灌仏会」「仏生会」とも呼ばれていました。

花々に囲まれてお釈迦様に手を合わせ、祖母と甘茶を飲んだ懐かしい
想い出がよみがえります。

 

 

しきたり ■■■■■■■■■■■■

 

今日、4月8日はお釈迦様が生れた日、「灌仏会」です。

 

お釈迦様が生れた時、空から甘露の雨が降ったと伝えられていることから、
様々な草花で飾った花御堂の中に灌仏盤(水盤)を置き、お釈迦様の誕生仏を立てて、
参拝者は柄杓でお釈迦様に甘茶を注いでお祝いします。甘茶を飲めば無病息災でいられると言われています。
また、甘茶で墨をすって「ちはやぶる卯月八日は吉日よ 神さけ虫を成敗ぞする」と書いて、戸口に逆さに貼ると虫よけになるという風習もあります。

歌舞伎のいろは ■■■■■■■■■■■■

3月博多座は、湧(わき)昇(のぼる)水(みずに)鯉(こい)滝(たき)「鯉つかみ」の通し狂言。
いつものスタイルの歌舞伎上演では、3つのカテゴリー(時代物、舞踊、世話物)を幕間を挟みながら観劇するスタイルですが、今回は、物語の発端から大詰めまで、すべてを上演するスタイルでした。このことを通し狂言と言います。
見せ場は、やはり、主人公が鯉魚の化身である巨大な鯉と格闘するシーンです。本水を使用しての立ち回りや宙乗り、早替りと観客を驚かせるような外連味たっぷりの演出で、思った以上に楽しく観劇できました。
歌舞伎の演目名には、大変長い題名がついています。縁起を重んじることから奇数で統一し、五文字、七文字と長く、趣向の凝った文字が並んでいますが、これを名題と言いい、あるいは外題と言います。通称「鯉つかみ」は、名題が湧(わき)昇(のぼる)水(みずに)鯉(こい)滝(たき)となります。
名題には、俳優のランクを表わす別の意味があり、名題、名題下という呼称です。
現代では、混同をさせるために、演目には外題を主に使っています。

月イチ・歌舞伎(シネマ歌舞伎)を福岡は中洲大洋でお楽しみください。
4月は、4/5(金)~
野田版「桜の森の満開の下」
野田秀樹が坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きに書き下ろした伝説の舞台「贋作・桜の森の満開の下」
野田秀樹と中村勘三郎が歌舞伎として上演するのを約束していた作品。
中村勘九郎、七之助はじめ、市川染五郎、中村梅枝他の出演。
中洲大洋のスケジュールはこちらから↓
https://www.nakasu-taiyo.co.jp/movie/detail.php?seq=1133

会員特典イベントのお知らせ ■■■■■■■■■■■■

 

次回の特典イベントは、
5/26(日)11時~14時予定
能楽の小鼓の演奏後、実際にお一人づつ、打ってみる体験をいたします。
場所は、料亭嵯峨野さんで、もちろん、美味しい昼食もいただきますよ!
限定20名予定。お申込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。

近々、ご案内いたしますので、皆さま、お楽しみになさってください。

代表 安河内葉子の近況 ■■■■■■■■■■■■

 

3月は、今年も確定申告の日々でした。
近年は、インターネットで申告が出来るようになりましたので、天神の会場で何時間も待つことがなくなりましたが、来年に向けて、毎月、真面目に記帳することを誓った次第です。
 月イチ・ランチ会では、3年前に西日本新聞のLeafをご覧になって下さった方が、小倉から初めてイベント参加をしてくださり、久々に参加される方達とお食事も久々のフレンチで、何だかとても嬉しい一日でした。
 勉強仲間に付き添って、入院の手続きに大学病院に行った時は、深刻な状態でしたが、無事に退院して日増しにドンドン元気が良くなり、また、1年半振りの友人からはお悩み相談を受けたり、頼って来てくれるのは嬉しいものです。
 3/16(土)のきものde博多座は、愛之助さんのサービス満点の歌舞伎を観劇し、いつものお茶会では、小倉からの参加者がお二人になり、しかも、奇遇というか必然なのか、小倉城で同じ流派で茶道を習われていたりと驚きでした。

3/30(土)には、勉強仲間と5人全員着物で、住吉神社の近くの「楽水園」でお茶会を開きました。四畳半の小宇宙の中で、お花見弁当をいただき非日常を味わい、終わった後に撮ったお写真は、さながら、細雪のようで感激しました。久々に開催したお茶会でしたがとても楽しい経験となりました。
  3月最後の日は、お世話になっている方の立派な上棟式にお招きいただき、寒のもどりで肌寒い中でしたが、満開の桜の下でお花見の宴を開いていただきました。
人のご縁を感じた弥生の月でした。

 

 

今後のイベント

4・5月のニッポンが好き!になる講座シリーズは、

・4/13(土)18:00~20:00 小筆講座・さらさら書きます「小筆小町」
うめのま抹茶のカフェで開催予定。

・4/20(土)「月イチ・ランチ会」一本木・石橋にて開催予定。残席1名

・5/26(日) 会員特典イベント、料亭嵯峨野にて開催予定。

・6/15(土)「きものde博多座」お昼の部を観劇予定。

 

また、皆さまとお逢いできますことを楽しみにしております。

お問合せはこちらから

木乃花の会

810-0022福岡県福岡市中央区薬院4-8-28-403

090-7384-6778(平日09:00~19:00)

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