木乃花の会からのお便り 2018年11月
皆様、いかがお過ごしでしょうか?木乃花の会 代表 安河内葉子です。
今月の木乃花の会からのお便りをお送りいたします。
木乃花の会からのお便り■■■■■■■■■■■■■■■
一、ごあいさつ
一、しきたり(日本のしきたり豆知識)
一、歌舞伎のいろは(歌舞伎の豆知識)
一、会員特典イベントのご報告
一、代表 安河内葉子の近況
ごあいさつ ■■■■■■■■■■■■
11月 霜月
ずいぶんと秋が深まって来ましたが、そろそろ、立冬の頃となります。
これからは、木枯らしが吹き始め、太陽の光も弱まって日の暮れもさらに
早くなって行きます。
11月15日は、七五三
子どもの着物姿は、何ともいえず可愛らしいものです。七五三も子どもの健康と成長を
願う行事。
七五三と言えば、千歳飴。懐かしい風景ですね。
しきたり ■■■■■■■■■■■■
「七五三」
11月15日に、三歳になった男女、五歳になった男子、七歳になった女子の成長を祝って、晴れ着を着て氏神を祀ってある神社に行って、お祓いを受ける行事です。
三歳、五歳、七歳の子供が対象とされるのは、平安時代に公家で行われていた節目の儀式に由来すると言われています。
昔は、正月の吉日か、誕生日などに行われましたが、江戸時代になって徳川綱吉の子供である徳松君の祝いを天和元年11月15日に行ったことから、以後、この日になったと言われています。
また、かつては「7歳までは神のうち」と言われるほど、7歳までの死亡率が高かったことから、7歳まで無事に生きてきた子供の成長を氏神に見せて感謝する意味もありました。
ちなみに、七五三に欠かせない千歳飴は、もともと江戸の浅草寺境内で売られていたものが、全国に拡がったものです。
歌舞伎のいろは ■■■■■■■■■■■■
10月は歌舞伎座で、十八世中村勘三郎七回忌追善興行でした。
勘三郎さんに所縁の深い演目、魅力的な顔ぶれによって上演されました。
名優であり戦後の歌舞伎界を牽引してきたお父様の十七世勘三郎の薫陶を受けて、数々の古典を継承しつつ、新たな挑戦として、納涼歌舞伎、渋谷・コクーン歌舞伎に意欲的に取り組み、江戸の芝居小屋の再現という夢を実現させた平成中村座は、海外でも高い評価を得ました。その芸と意志は二人の息子さんに引き継がれていることが、10月の歌舞伎を観劇してとても嬉しいことでありました。
仁左衛門さんが歌舞伎座では20年ぶりに助六を演じられました。仁左衛門さんにとって、十八世勘三郎さんは弟のような存在、共演も多かったですし、仁左衛門さんが平成4年に肺膿腫と食堂亀裂で倒れた時には勘三郎さんが代役を務めるなど、素晴らしい信頼関係でした。
助六というと成田屋ですよね!市川宗家の歌舞伎十八番の一つです。
助六は通称で、本外題は主役の助六を務める役者によって変わります。
成田屋:助六所縁江戸櫻、出端は河東節。助六を務める役者は、市川團十郎、海老蔵。
高麗屋:助六曲輪江戸櫻、出端は長唄。助六を務める役者は、松本幸四郎
松嶋屋:助六曲輪初花櫻、出端は長唄。助六を務める役者は、片岡仁左衛門
音羽屋:助六曲輪菊、出端は清元。助六を務める役者は、尾上菊五郎
月イチ・歌舞伎(シネマ歌舞伎)を福岡は中洲大洋でお楽しみください。
12/29~1/4 「野田版 鼠小僧」現代演劇界を代表する奇才、野田秀樹の作・演出で、中村勘三郎を始めとする豪華で個性的な俳優たちの競演です。
来年3月博多座は、片岡愛之助さんと中村壱太郎さん、尾上松也さんの出演で「鯉つかみ」の通し狂言に決定しました。
会員特典イベントのお知らせ ■■■■■■■■■■■■
☆11/25(土)10:30~17時予定
あらしのよるに+博多座バックステージツアー・満員御礼
観劇後、バックステージを見学予定。日頃、客席側に座っている私たちが舞台に上がったり、
役者の目線で楽しめます。
代表 安河内葉子の近況 ■■■■■■■■■■■■
10/3に大阪にスタートアップ企業で、3年後に年収400億円になると期待されている社長に逢いに行ってきました。10年位昔のお知り合いですが、起業されたことをLINEでお知らせいただき、日経にも何度も掲載されてありました。将来、独立をされないのかな?!と思っていたので、嬉しい再会となりました。
10/5は、会社の新卒採用従業員の6か月フォローアップ研修が、同友会の主催であり、朝から夜まで、びっしりと振り返りの時間を経営者側も一緒に参加しました。
また、32年度の新卒採用のための大学訪問を同友会の方たちと行ってきました。今年は、福大、西南の担当となり、就職支援課の先生から学生の情報をいただきました。
10/7は、昨年に引き続き、日帰りで「長崎くんち」に行ってきました。
今年は、7年に一度の太鼓山の「コッコデショ」が感動!感動!報道ステーションが今年の2月からコッコデショの制作する過程を特集、数度に渡って放映するほどの過熱ぶりでした。
諏訪神社では、最後の出し物となり暮れゆく長崎の街にいつまでもいつまでも「もってこーい」のアンコールの声が響いていました。
来年も、また、くんち(長崎・もしくは唐津)に、伺いたいと思っています。
中旬には、木乃花の会のHPが見やすくわかりやすくなるように、リニューアルするために経産省のIT補助金の申請をしました。
茶道では、箱崎の茶道会館で秋晴れの中、秋季茶会に参加してきました。
プライベートでは、久々に結婚披露宴に招待され、両親への「二人の子供で良かった」と話す新婦にの言葉に感涙でした。
5年前から、自分磨きの勉強「自分ダイヤモンド」を見つけて、あり方、生き方の勉強をするセミナーのサポートが4か月の期間で終了したので、自分への褒美として歌舞伎座で観劇し、銀座シックスで待望の玉川堂の茶筒を購入しました。
10月最後の31日には、「神迎え」神事に参加させていただき、厳かな気持ちで福徳を願ってまいりました。
11月のニッポンが好き!になる講座シリーズは、
・11/17(土)13:30~15:30 「月イチ・ランチ会」 今回は、久山の茅乃舎。車を乗り合わせて移動
予定です。申込み終了。
・11/17(土)18:00~20:00 小筆講座・さらさら書きます「小筆小町」
・11/25(土)10:30~17時予定 会員特典イベント・あらしのよるに+博多座バックヤードツアー・満員御礼
・12月も22日~24日に、月イチ・ランチ会を予定しております。
皆さまとお逢いできますことを楽しみにしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。