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歌舞伎観劇・「大向う」って何??

 

歌舞伎座、国立劇場で公演される予定だった3月の演目が、
Youtubeで無料配信されています。

 

 

残念ながら、無観客で...

 

 

Youtubeで観劇しながら、

何かいつもと違う??

 

 

そうだ!拍手も大向うの声もかかってない!!
と気づいたときに、

 

 

 

何だか、盛り上がらないというか、寂しいという気持ちになりました。

 

 

 

もちろん、役者もそうでしょうが。

 

 

 

歌舞伎の演目が始まって、

途中で、役者が見栄を切る場面や舞台の見せ場に来たときに、

 

 

 

「○○屋」

 

 

 

 


「待ってました」等と声がかかります。

 

 

 

 

初めて観劇された方は、驚かれることもあるでしょう!

 

 

 

これは「大向う」

この声を掛ける方々が「大向うさん」と呼ばれている。

 

 

「大向う」は効果音。
誰でもかけて良いいのですが、

 

 

どのタイミングなのか?

上手く掛ければ芝居が盛り上げるけれど、

もし、演技を台無しにするようなら、
役者にもお客さんにも迷惑になってしまいます。

 

 

 

誰でも良いとはいっても、
センスと技量が問われるところです!

 

 

「大向う」は、どこから掛けているの?
観劇をしていると、後ろの方から声が聞こえてきます。

 

 

舞台から遠い向こうの席」から掛けるから「大向う」です。

 

 

掛けて良い場所に決まりはないようですが、
1階席の真後ろから大きな声を掛けると、
近すぎて周りのお客様もびっくりされると思います。

 

 

3階なら遠くて天井の高さもありますし、
遠くから声を掛けた方が自然ですが、
この役者が大好きで感極まって自然に一言出てしまったという
1階席の掛け声は聞いていて気持ちが良いものでもあります。

 

 

時代とともに考え方が変わるかもしれませんが、
女性の声を歓迎しないと聞きます。

 

 

これは、公演に出ている人は全員が男性です。
役者は女形はいるけれど男性だから、
舞台上は、男性の音域で進行されています。

 

 

お客様が芝居に集中しているときに、
女性の甲高い声が突然入ると、
一瞬、現実に引き戻されてしまいますよね。

 

 

また、江戸時代に女性が大きな声を出すことは、
はしたないということもあったのではなしでしょうか。

 

 

 

 

 

次回、観劇の折には、ぜひ、後ろからかかる声に
耳を傾けてみてくださいね。

 

 

 

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